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【川崎区】その便秘、放っておいて大丈夫?受診の目安と危険なサインを医師が解説

[2026.03.31]

「何日も便が出ていないけど大丈夫だろうか」
「出てはいるけど、なんかスッキリしない」
「市販薬でなんとかしているけど、このままでいいの?」
「便秘くらいで病院に行っていいのか迷う」

便秘について悩みながらも、受診のタイミングが分からず様子を見ている方は少なくありません。
便秘は多くの方が経験する身近な症状であり、多くの場合は生活習慣が関係しています。

一方で、なかには重大な病気が隠れていることもあるため、注意が必要です。

この記事では、便秘の基本から受診の目安、見逃してはいけないサインについて、消化器内科医の視点から分かりやすく解説します。

便秘とは?どのような状態をいうのか

一般的に「便秘=毎日便が出ないこと」と思われがちですが、実際はそれだけではありません。

便秘とは、
本来体の外に出るはずの便が腸の中にとどまり、スムーズに出せない状態をいいます。

具体的には、

・排便回数が少ない(週3回未満など)
・コロコロした硬い便しか出ない
・強くいきまないと出ない
・出たあとも残っている感じがある(残便感)

などの状態を指します。

毎日排便があっても、すっきり出ていなければ「便秘」といえます。

また、このような状態が長く続き、日常生活に支障が出ている場合を「慢性便秘症」といいます。

便秘のよくある原因

生活習慣

便秘の原因の多くは、日常生活の中にあります。

・食物繊維不足
・水分不足
・運動不足
・加齢による腸の動きの低下

これらの要因が重なると、便が硬くなります。
また、腸の動きも鈍くなり、便秘が起こります。

薬剤

他の病気の治療で使用している薬が原因となることもあります。

高血圧やうつ病の薬、貧血の薬、痛み止めなど、
便秘を引き起こす可能性のある薬は少なくありません。

便秘の原因となりうる病気

生活習慣が原因となることが多い便秘ですが、
なかには病気が隠れていることもあります。

代表的な病気として挙げられるのが、大腸がんです。

大腸にできた腫瘍によって便の通り道が狭くなると、
便が通りにくくなり、便秘の原因となることがあります。

また、一見すると便秘とは関係がなさそうな病気でも、
腸の動きに影響を与え、便秘を引き起こすことがあります。

例えば、

糖尿病
・甲状腺機能低下症
・神経の病気(パーキンソン病 など)

などが代表的です。

これらの病気によって、腸の動きが悪くなり便秘をきたすことがあります。

注意が必要な便秘(危険なサイン)

特に、以下のような症状がある場合は注意が必要です。

・50歳以降で初めて便秘が出てきた
・急に便秘が悪化した
・血便がある(便に血が混じる)
・発熱や関節痛を伴う
・体重が減ってきた(6ヶ月以内で3kg以上)
・健康診断などで貧血を指摘された

これらは、大腸がんをはじめとした大腸の病気のサインである可能性があります。

特に、これまで便秘ではなかった方が急に便秘になった場合は、見逃してはいけない重要なポイントです。

「様子見でいい便秘」と「受診すべき便秘」

では、どのタイミングで受診すべきなのでしょうか。
目安として、以下のように考えると分かりやすいです。

様子見が可能なケース

・以前から便秘があり、状態が大きく変わっていない
・食生活の乱れや生活習慣の変化など、原因がはっきりしている

受診をおすすめするケース

・50歳以降で初めて便秘になった
・もともと便秘がちだが、最近になって急に悪化した
・血便や体重減少がみられる
・生活習慣を改善しても、便秘が改善しない

「様子を見てよいかどうか」の判断に迷う場合は、無理に我慢せず、一度ご相談いただくことをおすすめします。

便秘の治療について

便秘の治療は、現在では大きく進歩しています。

治療の目標は、無理なく排便ができ、便秘による不快な症状がない状態を維持することです。

まずは生活習慣の見直しが基本となります。
そのうえで、必要に応じてお薬を使用します。

【主な治療薬】

・便を適度にやわらかくする薬
・腸の動きを整える薬

さまざまな便秘の薬が使用できるようになっており、
症状や体の状態、ライフスタイルに応じた治療が可能になっています。

以前のように「強く下す薬で無理に出す」治療ではなく、
体に負担をかけず、自然な排便を目指す治療が主流です。

当院でできる検査・対応(川崎区で便秘にお悩みの方へ)

当院では、便秘の原因を丁寧に評価し、適切な治療を行っています。
必要に応じて、各種検査にも対応しています。

特に、重大な病気が疑われる場合には、大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を行います。

【当院の大腸カメラの特徴】

・鎮静剤を使用し、できるだけ楽に受けられる検査
・小さなポリープはその場で切除が可能
・専門医による丁寧で精度の高い観察

 症状やご不安に応じて、検査が必要かどうかも丁寧に判断いたします。

「検査が不安」という方にも配慮し、安心して検査を受けていただける体制を整えています。

まとめ

便秘は多くの方が経験する身近な症状ですが、
なかには見逃してはいけない病気が隠れていることもあります。

・いつもと違う便秘
・なかなか改善しない便秘
・気になる症状を伴う便秘

このような場合は、早めの受診が大切です。

「便秘くらいで…」と我慢せず、気になる方はお気軽にご相談ください。
川崎区で便秘にお悩みの方のご来院をお待ちしております。

▶︎ [診察予約はこちらから]

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